ご存じの方も多いと思いますが、
9月5日（木）に横浜市で発生した踏切事故。

負傷者30名以上、死亡者1名という非常に不幸な事故でした。

この事故を踏まえ、
国土交通省は全日本トラック協会に対し、
「安全確保の徹底」を通達したようです。

車を運転する際は、道路交通法を遵守し、
常に安全運転を心がけましょう。

踏切の通過に関し道路交通法では、
「踏切の直前で停止し、安全確認をした後でなければ進行してはならない」

「しゃ断機が閉じようとしているときや閉じている間、
警報機が鳴っている間は、
その踏切に入ってはいけない」と定めれています。

そして。

非常時の措置義務についても定められています。

「非常用信号用具や踏切支障報知器のボタンを押すなどの方法で、
踏切内に停止車があることを、
鉄道の係員もしくは警察官に知らせるための措置を講ずるとともに」

「その車両等を
踏切以外の場所に移動するために必要な措置を講じなればならない」

日々安全運転を心がけるとともに、
万一の場合は措置義務を発生します。

事故を起こさないのが一番ですが、
起きてしまった場合はどう対処するか、
被害を拡大させないためには
日頃から頭に入れておくことも重要ですね。

以下、国土交通省の通達資料です。

9月5日（木）、
横浜市神奈川区の京急線神奈川新町駅付近において、
踏切内に取り残されたトラックが、
神奈川県新町駅を通過した快速特急列車と衝突し、
列車乗客30名以上が負傷、
トラック運転手が死亡するという痛ましい事故が発生しました。
つきましては、同種事故の再発を防止するため、
（途中略）改めて周知徹底をお願い致します。